2017.01.25
DetonatioN FocusMe

DNG CEO梅崎に質問!eスポーツ座談会

2016年11月2日に行われましたオンラインeスポーツ座談会について、質疑応答のアーカイブを一部公開致します。
ご参考になれば幸いです!

梅崎&皆さんとeスポーツ座談会

参加者の皆様からご好評を頂き、ありがとうございました。
普段なかなか聞けない業界に関する話が盛り沢山でしたので、今回はその模様をダイジェストでお届け致します。

Q.DNGは初期のころどうやってスポンサーを獲得していったのか
A.当時(2012年頃)は何の実績もなかったので、まずはゲームが上手いという人達を集めて各部門を作成、形になったところで自分の想いを連ねたメールを20社ぐらいに送りました。そこでマスタードシードさん(Zowie代理店)が話を聞いてくれて、チームを簡単に解散させないという条件のもとスポンサードしていただきました。
当時は狭い業界だったので、「梅崎っていうやつからメールきてるけど、君のところもきてる?」「こっちもきてるよ」と色んな所で話が回っているような、青くさい男でした。
ですが、そういったお願い活動から全てが始まりました。
Q.日本は独自のeスポーツの文化があると思うが、これからどう発展させていきたいかビジョンを伺いたい
A.日本はスポンサー料で見ると海外の10分の1だったりして、それが日本のeスポーツに対する現状の価値かと思います。ですが、ゲームという枠で見た場合、決して日本は引けを取っていません。
スマホ関連は日本が進んでおり、人口の割りに重要な市場として見られています。対して海外ではPCゲームが主流で、スマホはこれからといった状況。その中で、日本のPCゲームのeスポーツを海外と競い合えるレベルまでもっていくには何をすべきかというところかと思うのですが、現状はチーム、スポンサー、大会、運営する人、ファン、全て足りていません。
ではどこから手を付けていくかという問題になりますが、自分の領域で言えば、『プロチームとしてのブランド価値』を高め、ファンを増やしていく施策(大会、配信コンテンツ、地方巡業等)をやっていく必要があると考えています。
その他にもロビー活動として、文部科学省と組んで、学校にゲーミングPCを設置する。さらにオリンピックと絡めて国が予算を出すような流れを作れれば人が増えてくるという構想もありますが、やらないといけないことは沢山あるので、一概に言えるものではないです。
なのでまずは、自分の得意分野に特化して、eスポーツの発展のために貢献していこう、という考え方が良いと思っています。
Q.一般のプレイヤーでもできることはありますか
A.一人でも多くの人に自分の好きなゲームタイトルを知ってもらうことですね。
自分がよくやっていたのは、当時勤めていた会社の人達によくeスポーツやゲームについて熱く語っていました。そのおかげで支社含めて社内のほとんどの人がeスポーツを知っていましたし、上司もそれをネタにお客さんに話しをしていました。
そういった草の根活動的なものも発展に必要です。なので恥ずかしがらずに色んな人に「eスポーツって知ってますか?」とか「ゲーム好きですか?」とか話しかけてみると良いと思います。
Q.大学のeスポーツサークルを運営しているが、サークルメンバー間での意識に違いがあり、運営の在り方について悩んでいます。今後の活動方針として、人を増やしていくのか、真剣にやる人のみに焦点を当てていくのかどうしたらいいでしょうか
A.まずサークルという特性を理解する必要があります。
大学のサークルとは楽しむものであり、練習や大会への参加の強制をするものではないです。ゲームを楽しめなくなったら終わりです。おそらく大半はゲームを楽しくやるために入ってきてます。それが突然、大会できました、勝つためにやります、この練習時間に来てください。そんな制約を受けたい人がどれだけいるでしょうか。
まずは内部分析をして、その上で、勝つためなら他の団体ないし、部活動としてやっていけば良いです。サークルという体裁を持つのであれば、多くの人が楽しめるイベント中心の、人が集まるような場を目指すべきだと思います。
Q.eスポーツの道を切り開いて欲しい(東京ドームなどの大きな会場での大会や法の整備など)
A.そのような大きな会場での開催は、今後長くeスポーツをやっていく上での一つの目標、通過点ではあると思います。
2020年までにあるかもしれないといった感じですが、決してできないことではないでしょう。
法の整備については、簡単に法律は変わるものではないですが、しかし、一般的な窓口を通さず直接上に持っていけば、案件ごとにどうしたら達成できるか話し合いをしてもらえる可能性があります。
そういった活動を続けて行けば、賞金も出せるようになるし、eスポーツにおける諸問題の解決も可能できるはず。各所動いている段階なので、長い目で見る必要があると思います。

如何でしたでしょうか?
公開したのは座談会のごく一部ではありますが、また意見交換などできる場を作って参りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします!