本日行われておりますDayCraftシーズン4の結果をお知らせいたします。
1回戦、vaisravana選手 vs akira選手。
1セット目も2セット目も、開始直後からアグレッシブに攻め入ったvaisravana選手が約5分で試合を決める超速展開に。相手の偵察を抑えそのままカウンターで攻め入り、両試合ともに約5分以内に決定打を与え、勝利を収めました。
ですが続く2回戦のカードは、vaisravana選手 vs CriMsoN選手に。
vaisravana選手が日本人の中で最も苦手とするのが実はこのCriMsoN選手。そして国内大会ではとにかく当たるカードでもあります。
vaisravana vs CriMsoN
時間をかければかける程Protoss有利とされる中、時間をかければかける程自分の優位を展開する通称「CriMZone」との対決となったvaisravana選手。
前回優勝者であり、2戦目からシードで登場となった兄貴・CriMsoN選手を敗れるかどうかの1セット目。
お互いサードベースまでを順調に建築しましたが、先に空挺部隊を完成させたCriMsoN選手がZergのサードベースを破壊。
vaisravana選手不利かと思われる中、不意に当たった両軍。CriMsoN選手の高価ユニットの破壊に成功し、Protossを押し込むvaisravana選手。
vaisravana選手は内政に不安を抱えたまま、後半へ試合を繋ぎます。
両軍ともに軍隊は最終編成となり、ゲーム時間約20分。ベースはなんと5つ目。
お互いがお互い、All-INを選択しないまま削りあいが続きます。
CriMsoN選手の慎重な攻めに対し、立て直しを強いられるvaisravana選手。徐々に機動力と資源で差を付けられ、厳しい展開に。
そして相手をゆっくりと削りきり、最後に勝利を手にしたのは兄貴・CriMsoN選手となりました。
続く2セット目、オーダーを変えてきた二人ですが、CriMsoN選手の着実な攻めに耐え切れず、vaisravana選手、勝利をもぎ取ることが出来ませんでした。
準決勝 CriMsoN vs Albion
CriMsoN選手は、その後準決勝に進出。
前回の日韓国際交流戦で共闘したAlbion選手とのProtossミラー対決に。
1セット目は、ユニット数を維持しつつ慎重に攻めを進めたAlbion選手に軍配が上がりました。
続く2セット目は、Protossのミラー勝負はマイクロ勝負となり、執拗に攻め入るCriMsoN選手をAlbion選手がうまく封鎖し、そのままCriMsoN選手はユニットを削られてしまい、勝利につなげることは出来ませんでした。
準決勝 三位決定戦 CriMsoN vs HelloMarine
遅い時間から始まった、三位決定戦。
CriMsoN選手、危ういところを見せずに一本目を先取しましたが、2セット目はTerran側がMine(地雷)をうまく使った戦術により、マイクロによる持久戦を強いられます。
HelloMarine選手はところどころにミスと思われる操作を見せつつも、CriMsoN選手を踏み込ませません。
逆に攻めへ転じたHelloMarine選手ですが、Drop戦術が刺さるも操作が追い付かずに撤退。
再度軍隊を編成しているHelloMarine選手のところへカウンターを仕掛け、CriMsoN選手勝利を収めました。
大波乱のDayCraftシーズン4、チームDetonatioN、四連覇ならず。
次回大会はオフラインイベント(8/2~8/3 DayCraft All Night)となるため、王者奪還はしばらく先となりそうです。
また、明日日曜日はJCGマスターリーグSeason1決勝トーナメント。ここでまたかち合う事になってしまうのでしょうか。
GrandMasterを目指すCriMsoN選手と、2つの世界大会に出場するvaisravana選手を応援ください!
※現時点21時40分で決勝カードが揃っていないため、当ニュースには後日改めて追加いたします。
※CriMsoN選手 vs HelloMarine選手の三位決定戦は22時40分~23時15分の間に配信されました。
- 参考リンク:DayCraft