世界で最も人気のあるオンラインゲーム『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド』のプロ選手であるDetonatioN FocusMe所属、DFM Eternal選手(HAN KI HOON)、並びにDFM Catch選手(YOUN SANGHO)に対し、東京入国管理局より正式に興行ビザ基準省令3号を発行頂き、取得したことをこの場を借りて発表させて頂きます。
* photo©2016 Riot Games.
興行ビザ基準省令3号とは
日本のプロ野球やプロサッカーなどの大会で、外国人選手が試合に参加する為に与えられるビザなどを指し、一般的にアスリートビザとも呼ばれております。
ビザの残留期間は「15日」「3か月」「6ヶ月」「12ヶ月」とありますが、今回、LJLの長いリーグに出場する為に「6ヶ月」の残留期間を認めて貰いました。
これは日本がプロゲーマーをアスリートとして認めた歴史的な瞬間であります。
DetonatioiN Gaming代表 梅崎 伸幸より
今回アスリートビザ発行にご尽力頂きましたオンライン議員連盟、並びに日本オンラインゲーム協会の皆さまには、多大なご協力を頂きましたことを深く御礼申し上げます。
世界では1億人以上のeスポーツプレイヤーがおります。
日本はアメリカ、EU、韓国、中国、台湾といったeスポーツ先進国に2歩も3歩も遅れている状況ですが、eスポーツがオリンピック競技になるという声も出てくる中、ようやく日本でもeスポーツの理解を得られはじめ、これから市場が大きく成長していくかと思います。
Jリーグ創世期にそうであったように、海外の実力に追いつき追い越す為に、世界最高峰のリーグを経験したプロ選手を招聘することで、彼から技術を学び、日本全体のレベルの底上げをすることができるようになりました。
我々が道を切り開いたことにより、今後日本全体のレベルがアップし、日本国内においてプロゲーマーの地位向上と、職業としての確立がより一層加速するものだと思っております。
2016.3.30 Sun-Gence & DetonatioN Gaming
Umezaki, Nobuyuki
- League of Legends Japan League [Official]
- 法務省、「プロゲーマー」にビザ発行の方針 [日本経済新聞]
- 日本プロeスポーツ連盟、韓国プロゲーマーの「プロアスリートビザ」取得を発表 [GAME Watch]
- 「日本プロeスポーツ連盟」設立 ― e-Sportsのプレイヤー・オーナー・大会をサポートし国内普及を目指す [インサイド]
- 「eスポーツをプロスポーツに」日本eスポーツ連盟発足会見 - 日本でもプロゲーマーが"アスリートビザ"取得 [マイナビニュース]
- 日本初、海外プロゲーマーに“アスリートビザ”発行へ 「プロスポーツ選手と認められた歴史的な出来事」 [ITmedia]
- 「プロゲーマー」支援団体を設立~韓国人選手に興行ビザ [共同通信]
- “日本プロeスポーツ連盟”が発足 プロゲーマーのビザ取得やeスポーツライセンスの制度化を推進 [ファミ通.com]