この度、株式会社SANKO様が主催されております、League of Legends日本最高峰のプロリーグ、L.J LEAGUEグランドファイナルでDetonatioN FocusMeが長きに渡る激戦を制し、見事優勝。
LoLの日本一の称号を獲得することができました。
これまでのことを振り返りつつ、私が溢れる涙を止めることができなかった理由も少しお話します。
私の力が及ばず、Winterシーズンではまさかの最下位。
その為チームの改革の為に時には非情な決断を迫られることもありました。
選手達には本当に迷惑を掛けたと深く反省しています。
Winterシーズンの反省を活かし、Riosilva選手、Astarore選手、BonziN選手を迎え入れましたが、入ったばかりの彼らに課されたのは「Springは絶対に優勝しないといけない」というプレッシャーでした。
彼らが加入する際に、Riosilva選手が私に約束したことが一つあります。
DetonatioN FocusMeに入るからには、「チームをグランドチャンピオンシップで優勝させます」と。
前シーズンのスターターが3人も変わるのですから、急造チームといわれても仕方ない状況の中で選手達は見事期待に応え、苦難の末にSpring優勝を果たしてくれました。
Summerに入る前に、初参戦となったNLBでの敗戦を反省し、より攻撃的な布陣をチーム全体で考えました。
BonziN選手とYutapon選手のロールチェンジの改革をおこないましたが、実はBonziN選手は今までTopレーンを経験したことがありませんでした。
私はBonziN選手にチームの為に頭を下げましたが、彼が私に言った言葉は「頭なんて下げないで下さい。私は期待に応えるだけなのでもっと言って下さい」というものでした。
そして彼はSummerではKDAランキング1位の記録を打ち立て、Summerシーズン優勝の原動力となってくれました。
グランドファイナル当日、選手達は平然な様に振舞っていましたがL.J LEAGUEのスポンサーであり、当チームのメインスポンサーであるロジクール様のブースということもあり負けられないプレッシャーは相当あったと思います。
1勝2敗で迎えた4戦目。ここで負ければすべてが終わるFocusMe選手たち。気分を切り替える為、円陣を作り、その力を込めた拳を合わせる選手たち。
そのプレッシャーを見事はねのけ、1勝2敗で後がない状況からの素晴らしい試合展開を魅せ、逆転優勝を決めてくれました。
優勝を決めた瞬間に感情を抑えきれず、選手達と抱き合い声を上げました。
私が凄く印象に残っているのが、普段喜びをあまり表にださないYutapon選手が選手達で抱き合いながら「本当に本当に勝てて良かった、本当嬉しい」と感情をむき出しにしていたことです。
優勝インタビューで笑顔を見せる選手たち。
そして表彰式での選手達の姿を見て、今までのことを思い出し涙を抑えきれず見苦しい姿を皆さんにお見せしてしまいました。
DetonatioN FocusMeを通じて素晴らしい選手とチームスタッフ、そして最高のファンの方々と巡りあえたことを心から感謝しております。
私達は日本サーバーが来るであろう、来年が本当の意味でのスタートだと思っております。
DetonatioN FocusMeは日本だけで留まるチームではありません。
必ず世界と渡り合える力を身に付け、世界の強豪たちに日本にDetonatioN FocusMeあり!と言わせれるように活動して参ります。
最後に、素晴らしい大会を開催頂きました株式会社SANKO様、スポンサー様、各関係者様に御礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
今後も、DetonatioN FocusMeを宜しくお願い致します。
2014.9.21
DetonatioN FocusMeマネージャー 梅崎